清洲橋より芭蕉庵跡方向を見ると、右手に万年橋があり、左手に茶色の護岸工事がなされた上にある芭蕉庵跡が見える。目の良い人は芭蕉がこちらを向いている銅像が見えるかもしれない。 芭蕉は藤堂藩に勤めていた頃に土木工事に従事したことがあり、この場所から毎日隅田川を出入りする船を見ながら俳句を考えると同時に天候の変化による両岸の状況変化も観察していたに違いない。神田上水と芭蕉、