国際通りを右折すると樋口一葉記念館の途中に樋口一葉旧居跡がある。 樋口一葉旧居跡 樋口一葉は明治二十六年七月二十日、本郷菊坂町より下谷竜泉寺三百六十八番地に移り住み、この界隈を背景にして不朽の名作「たけくらべ」や「わかれ道」の題材を得た。この碑の位置は、一葉宅の左隣り酒屋の跡にて、一葉と同番地の西端に近く碑より東方六メートルが旧居に当たる。なお一葉はこのあたりを「鶉なく聲もきこえて花すヽき まねく野末の夕べさびしも」と和歌に詠んでいる。 台東区教育委員会