皇居前の大芝生広場に点在しているクロマツは約2000本あり、皇居内の深い森と対照的に開放的でしかも荘厳な雰囲気を保持し、皇居外苑を代表する美しい風景となっています。(環境省皇居外苑HPより) 幕末の安政6年(1859年)の古地図によると、この周辺は本多越中守、松平肥後守などの大名屋敷が連なる場所であった。明治維新によりこれらの大名屋敷は兵部省や神祇官により使用されていたが、後に壊されて現在のような皇居前広場となった。