白金台駅より目黒通りを進むと右手に八芳園への看板が見えてくる。 八芳園のある地域は江戸時代には大久保彦左衛門の屋敷があったと言われ、八芳園は日立製作所、ジャパンエナジーの創立者であった久原房之助の邸宅跡地になる。どっしりとした表門より入ると広大な日本庭園が広がり、久原財閥の過去の栄光が偲ばれる。 八芳園入口手前には古地老稲荷神社があり、この地域が関東大震災や東京大空襲からも免れたのはこの神社のお陰で、火伏の神社としてあがめられている。