溜池交差点より虎の門交差点に向かうと右手に新しい大きな通りが整備されているのが見える。これが環状2号線の入口で右手が虎の門病院、左手が商船三井のビル、正面の高層ビルが虎の門ヒルズになる。環状2号線は虎の門ヒルズより地下になり、新橋駅の南を通って汐留へ、更に浜離宮庭園に沿って新橋川の北側へ。新月島川の南側より晴海にある東京五輪選手村の北側を通り豊洲へ、豊洲からは地上でテニス等東京五輪の各種会場が予定されている有明につながる。この環状2号線は新豊洲市場へ、また東京五輪の際には都心から東京五輪の会場までのバスによる主要な交通路となる。
環状2号線:神田-水道橋-四谷-赤坂見附-虎の門-新橋-汐留を結ぶ外堀通りが主となる環状線。参考環状2号線:虎の門-虎の門ヒルズ-新虎通り(2号線)-新橋,市場前(豊洲新市場)、
環状2号線は通りで新橋の街を分断しないようにとの配慮から虎の門ヒルズの地下を通る構造となり、地上はシャンゼリゼ通りのような並木が続く歩行者が歩きやすい通りになる。
建設現場の説明内容
建設中の高層ビルの中に環状第二号線道路を構築中
道路の上下空間に建物を建設することは道路管理上の観点から原則として禁止されていました。
しかし、平成元年に法令が改正され、道路の上下空間を活用し、道路と建築物との一体的整備を可能とした制度(立体道路制度)がつくられました。当工事では、環状第二号線道路の地下トンネルの上下部建物を重ね、敷地の有効活用をはかっています。
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