街を歩くと世の中の流れが良くわかる。港区役所近くには共立薬化大学があったが、慶應義塾大学薬学部に変わっている。慶應義塾は約150年の歴史があり、共立薬化には約80年の歴史があってそれぞれが有名大学で合併の必要性はなさそうに見えるが、慶應義塾には医学の進展と共に薬剤の知識は不可欠のものとなり、共立薬化としても病院実習が必要であり、それぞれに相手を必要とする理由があり、2007年9月に文部省より合併承認となった。
この動きの背景には「AIと医療」に見られるごとく、症例のデータベース、薬剤のデータベース、患者の遺伝子データを統合して分析し、患者の治療方法を判断することが時代の流れになって来たことが大きいと思われる。AI(Artificial Intelligence)と医療、
街歩きをしていると、建物が変わり、看板が変わり、商売形態が酒屋よりコンビニに変わるなど様々な変化があり、これらを何処まで深読み出来るかにより街歩きの楽しさも変わってくる。
|