桜田門を降りて虎の門方向に向かうと霞ヶ関官庁街。人間の体に例えると「脳」、ここが正常に保たれないと日本全体に影響する。官庁街は通常ここで働く人々の為にあるが、官庁街を歩いて日本とは何か、各官庁の役割とは何かを考えて見ることも必要と思われる。
日本は「日本株式会社」と呼ばれる程に政府・官庁・大企業の連携により高度成長続けて、ジャパン・アズ・ナンバーワンと世界から称賛されるまでに力を付けて来た。
しかし、日本経済が縮小期に入り、国内企業の売上減少、個人の年収が低下を続けたにも関わらず相変わらずの政官財連携と、前例の重視、旗振りを決めて業界の調整、競争参入の排除、言論統制を続けて日本全体の停滞をもたらしている。「脳の老齢化」が進行してきたことになる。
この対策として各官庁に於いては、「市場の開放」、「競争の導入」、「言論の自由」を重視した施策を頭に於いて、「脳の若返り」に努めることが求められる。
@有楽町線桜田門駅3番出口
A官庁街方向
B外務省
C虎の門、
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