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等々力渓谷
E等々力不動尊の湧水



等々力渓谷は、武蔵野の台地を谷沢川が浸食してできた全長約1kmの渓谷です。渓谷沿いの崖では、地層の断面が観察できます。渓谷の上流で降った雨は、地面にしみこみ、立川ローム層から武蔵野礫層までの地層をゆっくりと濾過されながら浸透します。そして渋谷粘土層まで到達しますが、この層は水を透さないため、粘土層と礫層の間を地下水となって下流に流れていきます。この地下水が、地層の切れ目などから地表に出てきたものが、湧水となります。等々力渓谷には数多くの湧水が見られ、不動の滝のように特に湧水の多い場所もあります。−−−

東京の名湧水57選:等々力渓谷および等々力不動尊の湧水は、東京23区内唯一の自然のままの谷壁が残っている渓谷であり、数多くの湧水が存在すること、また修行に用いられている滝があることなどから平成15年1月東京の名湧水57選に選ばれています。

等々力渓谷内の説明文より

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