秋葉原の街は時代を反映してその形を変え、常にその位置を見つけて多くの人々を引き寄せて来た。
戦後情報取得の中心がラジオであった時代に零細のラジオ部品商が各ラジオ部品毎にJRの高架下に店を広げて闇市型で発展して来た時の秋葉原は電気部品を探す人々で賑わった。
昭和30年代に入り、3種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)が家庭に普及する時代からは家電の大量販売による大幅値引きにより家電製品を買い求める人々が秋葉原に集まった。
その後パソコンを中心とする情報機器が一般に普及する時代になるとパソコン及び周辺機器に特化した大型店が出現してパソコンの街として有名になった。
現在の秋葉原はフィギュア、メイド喫茶、AKB48で有名になるなど従来の流れとは全く異なる文化を生んでその中心になり、世界中から人々を呼び込んでいる。
これらのラジオ部品商、家電量販店、パソコンショップ、メイド喫茶などは今でも存在し、またクロスフィールドなどでは最先端のロボット開発の研究が進んでおり、これらが混然一体となって現在の秋葉原を形成している。
訪日外国人の買物・食事
@ラジオ会館、フィギュア
Aヨドバシカメラ、電気製品
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