2011年3月11日の東日本大震災に続き2016年4月から5月にかけての熊本における連続地震により大きな被害が出ている。東京在の人々は予てより首都直下地震や東海・東南海・南海における同時発生大地震の可能性について警告され、各種の対策を取っていたと思われたが実際に東日本大震災が起こってみると各種のトラブルが多発した。
携帯電話の通話制限による不通、JR・地下鉄などの運行中止、バス・タクシーなどの大混雑など、この結果自分で歩くことだけが確かな解決策と歩きだす人々が多かった。
しかしながら、帰宅ルートを実際に歩いた経験のある人々は少なく,多種多様な困難に出会い、学校や公共施設で夜を過ごした人々は約9万4千人になったと発表されている。この為に実際に帰宅ルートを歩いて見る事が重要と思われる。
東京の中心になる丸の内・大手町・日本橋で働く人々は各方面に帰宅することになるが、その中でも渋谷・新宿を経由する場合が多いと思われる。東京駅より渋谷・新宿までのルートをビルの倒壊、ビルからのガラスの落下、火災などが少ない出来る限り大きな道筋を選んで皇居の南回りルートを作成した。
このルート以外に北周りをするルートもあるが、震災の際に皇居が開放されない場合や神田・神保町の古いビルを考えると、南回りの皇居外苑は常に解放されていて、道筋には近代的なビルが多いことを考えると南回りが正解と思われる。東京駅より渋谷・新宿へは共に距離は7.9KMとなった。
この地域で働く人々に対して政府はすぐには動かずに1,2日会社に止まって混雑が落ち着いてから帰宅するように要望しているが、大地震では線路の復旧が短期間で全て行われることは期待できないので、徒歩にて帰宅する場合にも備えておく必要がある。
「災害時帰宅支援ステーション」
参加事業者は帰宅支援に水道水やトイレを提供、地図などによる道路情報、通行可能な道路、近隣の避難場所に関する情報提供を行う。参加各社:セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートなど主要コンビニと吉野家、デニーズ、ロイヤルホスト等のファミレス、ガソリンスタンド各社など。
@ 東京駅−皇居外苑(約0.7KM)
A皇居外苑−祝田橋交差点(約0.8KM)
B祝田橋交差点−桜田門(約0.3KM)
C桜田門−三宅坂(約1.0KM)、
渋谷方向:
D三宅坂−赤坂見附(約1.0KM)
E赤坂見附−青山1丁目(約1.2KM)
F青山1丁目−表参道(約1.5KM)、
G表参道−渋谷(約1.4KM)
H渋谷、
新宿方向:
IA:三宅坂−半蔵門(約0.6KM)、
IB:半蔵門−麹町(約0.6KM)
J麹町−四谷(約0.8KM)
K四谷−四谷3丁目(約0.9KM)
L四谷3丁目−四谷4丁目(約0.5KM)
M四谷4丁目−新宿3丁目(約1.2KM)
N新宿3丁目−新宿駅(約0.5KM)、
OJR新宿駅、
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