国立能楽堂では世界無形遺産である能・狂言を上演する。国立能楽堂では日本で初めて座席字幕を平成18年11月より使用出来るようになるとのこと。能・狂言が見るものの感性を重視すること、世阿弥の「秘するが花」との言葉もあり、この字幕設置には多くの議論があったと思われる。
ニューヨークのメトロポリタンでもオペラに英語の翻訳をつけるようになった。オペラ劇場には音符をたどりながら元の楽譜をどう理解して演奏しているのかを楽しみながら見る観客席があるが、このような専門的な観客よりも一般の観客の理解がより重要との趣旨から来ていると思われる。
国立能楽堂では3,6,9,12月に能楽研究生・研修生による能楽研鑽会を無料で行っており、多くの愛好家を集めて好評。開場1時間前ごろに行って整理券を貰うと入場可能になる。http://www.ntj.jac.go.jp/
国立劇場関連施設公演情報:国立劇場(03−3265−7411)、国立演芸場(国立劇場に同じ)、国立能楽堂(03−3423−1331)、新国立劇場(ボックスオフィス:03−5352−9999)、
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