(HPへ)


両国−浅草
A旧安田庭園



両国から浅草へ行く途中に旧安田庭園と慰霊堂があり、この二つ共に無料なので両方を抜けて清澄通りに出ると、この地域の歴史が良く分かる。

旧安田庭園:
この地は元禄4年、当時下野国足利2万石の領主であった本庄因幡守宗資が幕府から拝領して下屋敷を構え、以後代々本庄家に引き継がれてきたものである。庭園は宗資の築造と言われ、隅田川の水を導いた潮入り回遊式庭園で、規模は小さいが江戸名園の一つに数えられていた。

明治維新後に一時、旧備前国岡山藩主池田章政の邸地となり、更に明治24年、安田善次郎の所有となった。善次郎の没後、その遺志によって大正11年東京市に寄付され、一般に開放されることになった。(園内掲示より)

旧安田庭園を通り抜けて慰霊堂へ。旧安田庭園


次のページへ

両国-浅草目次・地図へ戻る