2010年5月26日(水)−8月16日(月)オルセー美術館展2010 「ポスト印象派」、国立新美術館、
このたびオルセー美術館の珠玉のコレクションの中から、絵画の傑作115点を一堂に展覧する「オルセー美術館展2010−ポスト印象派」を開催いたします。
19世紀末のフランス。印象派がもたらした絵画の刷新を受け、その豊かな才能を開花させた一連の画家たちがいました。セザンヌ、ゴッホ、ゴーギャン、スーラらは、1880年代後半から90年代にかけて、それぞれの表現を追求し、独創的な成果を上げました。いわゆる「ポスト印象派」の登場です。
本展覧会はこのポスト印象派の時代に着目した展覧会です。これまでポスト印象派は、印象派へのアンチテーゼであり、20世紀の前衛画家の登場を促す動向と見なされてきました。しかしこの時代の絵画は、一言で括るには、あまりに多様で豊饒です。世紀末パリという文化的宝庫から流れ出たいくつもの豊かな水脈は、互いに交差し、時代全体を動かしていたと言えるでしょう。
本展は印象派を起点にして、19世紀終わりから20世紀初めにかけての絵画の諸相を一堂にご紹介するものです。時代の精華ともいうべき名作の数々を通じて、ポスト印象派世代の果敢な挑戦と、彼らが残した豊穣な遺産に、新たな眼差しを注いていただけましたら幸いです。
開館時間:午前10時-午後6時、毎週金曜は8時まで
休館日:毎週火曜日、
観覧料
一般:当日1500円、前売り1300円、
大学生:当日1200円、前売1000円、
高校生:当日800円、前売600円、
国立新美術館HP:http://www.nact.jp/
広告:GALLERY2104(南青山)、6日間で105,000円、
|