この庭園の特徴は、芭蕉の句碑をはじめ二十数期の石碑と園全体の雰囲気が江戸文人趣味豊かに作庭され、大名庭園とは趣を異にした草庭にあります。また、初代鞠塢の頃から「詩経」や「万葉集」に因む歴史的草花を植栽し、春や秋の七草をはじめ、四季それぞれの植物が植え込まれ、野趣豊かな庭園となっています。(向島百花園掲示より)