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ガンの最新医療-III 治療




III.治療:

1.手術:

a.がん手術:手術によりガンを取り除けて再発率が低い。ダ・ヴィンチ手術  胃がん、食道がん、肝臓がん、膵臓がん、

b. 内視鏡手術:下咽頭がん、口を大きく開けて内視鏡手術により小腸を   移植し、食道や気管を残す。声が残せる。保険適用で約9万円、

2.放射線治療:
 
器官を残せるがガンを100%取り除くのは難しく再発リスクが20%以上あ る。放射線治療を受ける割合、米国66%、英国60%,日本29%

a.   サイバーナイフ:人体に影響のない金属を体に入れてがん細胞に目印を付け、弱い放射線を様々な角度、最大1200方向から分散して照射して周辺の健康細胞に当たる放射線量を少なくする。治療時間が1回20分から1時間と短く、入院不要。費用は約20万円.進行がんで手術と15日間入院で約48万円、脳腫瘍は1日で治療が終了する。

b.京都大学の放射線治療はピンポイントで放射線の強度をコンピュータ制御、すい臓がん、肝臓がん、胆のうがん、腎臓がんに効果的、25分の治療を3週間、15回行う。健康保険適用

c.通常はX線をつかって放射線治療を行うが粒子線は原子核の周りを回る電子を利用する。粒子線をがん細胞に当てて破壊する。

d.BNCT(ホウ素放射線治療):がん細胞をピンポイントに破壊、治療期間が短くて済む、副作用が少ない。

e.リニアック治療:病巣部をキャッチして放射線でがん細胞を破壊し咽頭がんに有効、1日数分の治療で週の費用は保険適用で約3000円

f. 重粒子線療法:全国4ヶ所しか設備が無い。80%以上完治、ホルモン療法も同時進行ですべての行程完了には2年、患者のがんの形に合わせてビームの形を変え、他の細胞へのダメージを少なくする。重粒子線治療は314万円、

g. トモセラピー:完治率95%、360度全方向からピンポイント照射、15回の照射で治療期間1か月、ホルモン療法は必要なし、治療費230万円

h. 小線源療法:入院期間3−4日、保険適用3割で約50万円、前立腺の内側にとどまっている、悪性度が低い、対象は前立腺がん、

3.抗がん剤治療:

a. PD-1阻害薬。現在は悪性黒色腫治療のみに適用されるが他のガンへの効果もチェック中。ガン細胞は免疫細胞(T細胞)の働きを抑えるが、抑える動きを阻害することにより本来の免疫力が発揮できる(ニボルマブ)。通常の抗がん剤はがん細胞を攻撃するのでがん細胞が変異を起こすと耐性を持つようになるが、阻害剤はがん細胞が変異しても免疫力は変わらないので攻撃力は落ちない。

b.分子標的薬:
 
乳がんや白血病には分子標的薬があり、従来のように正常な細胞を攻撃 することなく、がん細胞だけを標的にする。

4.免疫治療:
 
自分の血液をとって再生医療のテクニックでがんを殺す細胞だけ増やし、 それを体内に戻す自分の力でがんを殺すので副作用が少ない。150− 200万円患者の血液からリンパ球を分離培養する、約1000倍に活性 化、増殖させて体内に戻す、

5.動脈塞栓術:
ガンが増殖する為には栄養分を必要とするが、この栄養分の取り入れを血管をふさぐことにより出来なくする。脳腫瘍、白血病、眼腫瘍などは治療出来ない。肺がんなどは効果あり。

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