宮益坂は江戸時代に富士見坂と呼ばれた所で、この坂の上から渋谷を見下ろす方向に富士山が見えた。渋谷川により削られた台地の上から見える景色はみどりの木々と田圃と川が流れ遠くに富士山のある風景が浮かび上がる。

この富士見坂は江戸の中心から現在の２４６号線に沿った大山詣でに人々が通った大山街道の最初の休み処であった為に良く賑わったと言われる。

参考：大山街道は赤坂見附より現在の246号線に沿って玉川通りから厚木街道へ。 （赤坂見附-三軒茶屋-二子玉川-溝口-荏田-長津田-下鶴間-蛯名-厚木-伊勢原-大山）、名所旧跡：赤坂見附、宮益坂、大山街道道標、道筋：赤坂見附−青山１丁目、青山１丁目−表参道、表参道-渋谷、渋谷-池尻大橋、池尻大橋-三軒茶屋、三軒茶屋-駒沢大学駅、

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