このお店は古着商であるが、お店の構えだけでなく、軒下には火事の多かった江戸に見られた天水桶が置かれている。
天水桶は芝居にも良く使われ、助六が花魁の揚巻に助けられて天水桶に身を隠す場面がある。参考:江戸東京博物館、助六
伝法院通りを楽しむ工夫として、ねずみ小僧の人相書きが張り出されている。
人相書
お尋ね者この傳法院通りに出没し江戸中の人々を驚かす不届き者、その名は鼠小僧次郎吉!何処かに潜んでいる、注意深く一軒一軒探して下さい。
傳法院南町奉行所
鼠小僧次郎吉は実在の人物でお墓は両国回向院にある。
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