伝法院通りには何ヶ所か半鐘が見られる。
江戸の大火と言えば、
振袖火事:恋の病で亡くなった娘が着ていた振袖を、供養の為に本妙寺で燃やしたところ、火のついた振袖が舞い上がり本妙寺に引火、江戸の市中を焼き払った明暦の大火で江戸城本丸、天守閣もこの時に延焼した。
八百屋お七:火事の際に避難場所として時間を過ごしたお寺で寺小姓を見染め、火事になればまた会えるかもしれないと寺小姓への会いたさに放火をし、真っ赤に燃える江戸の町を背景に一心不乱に半鐘を打ち鳴らしたと言われている八百屋お七の物語などが思い出される。
参考:町火消の誕生、伝法院通りの半鐘、回向院
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