田園調布は開発当初宅地の大きさが決められていたために小規模住宅がなく、街路も整備されている東京の代表的な高級住宅街。田園調布駅は全面改装され東、西共に新しいレストラン、店舗になっている。
田園調布の由来
この広場を中心とする凡そ八十万平方米の地域は 明治文化の先覚者渋沢栄一翁が我が国将来の国民生活の改善の為に 当時漸く英米に現れ始めた「田園調布」に着目して都会と田園との長所を兼ねた模範的住宅地を実現させようと念願して 既にあらゆる公的関係から退かれた後であるにも拘わらず 自ら老躯を運んで親しく土地を選定された所であります。----
この都市全体を一つの公園のように明るく美しいものにする為に、建築その他に関し色々な申し合わせを固く守り殊に道路との境界には一切土塀板塀などを設けず花垣か生け垣の低いものの程度とすることなどを 厳格に実行しました その努力の結果 この明るい住宅地と楽しい散策地が生まれたのであります。----
(駅前、田園調布会掲示より)
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