「TOKYO STATION CITY」:これまでの100年を受け継ぎながら、これからの100年をつくっていく。東京駅では今、史上空前の開発プロジェクトが進んでいます。創建時のルネッサンス建築で甦る丸の内宿舎、。高層タワーが建ち並び、最先端のビジネス・商業・交通センターに変貌する八重洲口と日本橋口。めざすのは、駅という次元を超えた新しい街の創造です。歴史と未来、日本と世界が融合する新しい中心の誕生です。東京駅は、東京ステーションシティへ。
東京駅の歴史
−−−それまで各方面ごとに独自に敷設されていた官設鉄道と私設鉄道を結んでネットワークを形作ることによって都市内交通を活性化し、同時に日本列島を縦貫する国土交通の大動脈を創出することにあった。とりわけ、その中核に位置する中央停車場には、全国に広がる鉄道網の収束点としての役割が期待され、1890年(明治23年)には内務大臣より建設の訓令が発せられ、1900年(明治33)から市街高架線の建設工事が着手されたものの日露戦争の勃発により工事は中断。1906年(明治39)ようやく再開され1910年(明治43)に高架線は完成した。また中央停車場の建設工事は6年半の歳月を経て1914年(大正3)、東京駅として開業した。「市区改正委員会」による最初の建設計画が発表されてから実に30年後のことである。
( JR東日本資料より)
|