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小石川
小石川植物園−六義園
@小石川植物園出口


小石川植物園の出口を右折して小石川植物園の塀を右手に見て進むとすぐに播磨坂方向への角に出る。この角より先方を見ると播磨坂のたもとにある共同印刷の建物があるので、目印になる。

小石川植物園:白山御殿と呼ばれていた五代将軍徳川綱吉の下屋敷があったところである。その後、小石川御薬園が設置され、八代将軍吉宗の時に御殿池すべてを薬園添地とした。享保7年(1722)、町医師、小川笙船の意見によって、幕府の医療施設が御薬園内に開設された。貧民救済を目的とし、入所者は病苦に悩む貧窮者に限られ、治療その他一切の費用は官費による負担であった。御薬園内で出来た薬を市民に施すことから施薬院と呼ばれた。小川笙船の子孫が代々所長を勤め、山本周五郎の「赤ひげ診療譚」では、主人公、赤ひげこと新出去定がこの小川氏のもとで働く医長として描かれている。(小石川植物園掲示より)

徳川綱吉関連:湯島聖堂、儒教の奨励増上寺、徳川歴代将軍および綱吉の母の墓護国寺の建立小石川植物園、綱吉の下屋敷に薬園を設置中野犬屋敷跡

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