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有酸素運動と、筋トレを行うことで死亡率は最大で40%低下
1.医学の進歩は日進月歩で、
a.遺伝子操作による治療の発達(ガン患者のT細胞を取り出してガンを認識する遺伝子CARを入れて増やし、患者に戻してガンを効率的に攻撃するなど)、
b.細胞培養による体の修復機能の改善(骨・軟骨・血管・平滑筋・心筋に分化出来る間葉系幹細胞を取り出して体外で大量に培養して体に戻す)などにより、
寿命は100歳から120歳あるいは200歳にまで伸びると言われている。
しかしながら、これらの進歩と並行して、日々多数の高齢者が亡くなっており、これから10年或いは20年頑張れば120歳以上が可能になるかもしれない狭間にいる我々としては勿体ない。
この為に、これからの10年、20年を健康でいることが非常に重要になるが、具体的手段としては、NMNの摂取、日々の運動、断食などが挙げられる。
参考:LIFE SPAN(老化は治療可能な病気、NMNの効果)
、ストレッチ・有酸素運動・筋トレ、元気な百寿者が増加した理由、若返りに最も効果的な方法、
2.運動が健康維持に非常に有効であることは誰でも知っていることであるが、
1)(NIKKEI BUSINESS 2022.08.29、日経Goodayの記事の再編集)
一週間に40分の筋トレ(筋トレは40分から60分以内でこれ以上だとむしろ効果は減少する。1日にすると6分から8分程度で、TVのCM時間に多少加えた時間でカバー出来る)。
筋トレに加えて有酸素運動を行う人と、これらを全く行わない人を比較した場合の総死亡のリスク低下は最大40%にもなることが判明した。
2)「TIME」(European Heart Journal Oct.27の記事)
英国において72,000人の40-69歳の人々に対し手首に行動を記録する計器(activity tracker)を付けてもらい7年間調査した所、1週間に15-20分息が切れる程度の運動をすると運動をしない人に比べて死亡率は16-40%低下することが記載されている。
3)この様に具体的に運動効果が発表されたこと、最大40%もの総死亡率の違いがあることにより、有酸素運動と筋トレを合わせて運動する事が重要であることが再認識される。
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